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CoincheckでRipple・Bitcoinが異常な価格算出、サーバーダウン後にロールバックする問題に発展。*現在は復旧済み。

time 2017/05/11

CoincheckでRipple・Bitcoinが異常な価格算出、サーバーダウン後にロールバックする問題に発展。*現在は復旧済み。

CoincheckでXRP・BTCが枯渇、サーバーダウン。ロールバックする問題に発展。*現在は復旧済み。

5月9日に日本でも有数のビットコイン取引所CoincheckでRipple(XRP)が瞬間100円に迫る価格を付け、異常な値を出した。当時のRippleの価格は18円付近(coincheckでは15〜25円)を推移。

引用:coincheck blog

原因は”急需要によるXRP枯渇”か

原因は、Rippleが最近の高騰により注目され、Coincheck内での買いが殺到。その買い注文に答える為にCoincheckではXRPを調達。しかし、供給できるXRPが枯渇→高騰、同時にBTCも枯渇→高騰(XRPをBTCで調達していたの為か)、それぞれ異常値(1BTC→1000万円近く、1XRP→100円近く)を算出した模様。その際にCoincheck側がサーバーをダウン(サービスを停止)させたようです。

障害発生につきましてご報告|coincheck blog 2017/05/09

5月9日に発生した障害につきまして|coincheck blog 2017/05/11

”無かったこと”にする「ロールバック」

最終的にCoincheck側は全ての現象を”無かったこと”として取り扱う「ロールバック(巻き戻し)」処理を決定。保持者の中でもcoincheckでデイトレードを行い「利益を得た」という声もあったが、その分も”無かったこと”とした為、利用者側からは不満の声や懐疑的な声が聞こえてきている。

 


”黎明期”だからこその問題か

今回の騒動にはcoincheck側の対応を問題視する声や不満が聞こえてくるのはもちろんです。が、しかし、このような問題は局地的な問題でしかなく、暗号通貨市場全体に悪影響を与えるまでのダメージには至っていないようです。(ロールバック後も市場は順調に推移。)

取引所に通貨が足りず、価格が高騰する。

普通の事柄ですが、今回の問題点は”coincheckだけ”が異常な需要が発生して異常な高騰を見せたことです。取引所がもっと多く日本や世界に存在していたとした場合、このような「”coincheckだけ”に需要が発生する現象」は起きなかったでしょう。(または東京証券取引所のように中央集権的に大規模に通貨を管理する取引所があった場合)

市場が未熟な世界(通貨の購入先が狭い、大幅な価格変動時の対策が成されていないなど)であり、同じような道筋を株式市場や為替市場も通ってきた歴史があることを考えると、暗号通貨市場は5兆円を達成した今でも”黎明期”であると言えるかもしれません。

中央集権に頼らない考え方

元々、暗号通貨そのものの考え方としては「分散型」、「非中央集権型」をモットーに掲げています。(*一説にはビットコインの提唱者『サトシ・ナカモト』が金融危機を憂い、その原因が一部の中央集権的な考え方のマーケット管理者によるエゴだったと考え、経済や金融を民衆の手に、非中央集権的な考えに戻したい、という重いからビットコインの論文が発表されたと言われています。)

また、最近ではウォレット自体に通貨を交換できる仕組み「DEX(Decentralized Exchange:非中央集権型取引所)」による単体での通貨交換が可能であったり、LocalBitcoins.comのように個人間での通貨交換も可能なプラットフォームが出てきています。

引用:coincheck trade view|XRP/JPY